Love Live SUNSHINE

LOVEーLIVE SUNSHINE


■プリキュアと同じく何度も持参しているラブライブです。

今回も前回に続いて第2期の「ラブライブ!サンシャイン」のモノを中心にUFOキャッチャーフィギュアとDVDを用意しました。

話が変わりますが、アニメの「聖地巡礼」という小旅行があります。
アニメの舞台になった地方都市や鉄道の駅、神社や史跡などを巡る旅だそうでして、コアなファンが「ここがモデルとなった場所か〜」と写真を撮ってSNSに上げるのが通例とのこと。特に地方都市なんかは「アニメとコラボする」って感覚で積極的にモデル地になったことをアピールして観光客を引き寄せようとすることも多いとか。
京阪電車でも路線駅がアニメの舞台になったようで各駅にアニメキャラの等身大パネルが展示されたり、そのアニメ絵柄の一日乗車券が販売されてたりと身近なトコでも展開されておりました。

※用意したミニフィギュアで作った簡易ジオラマ。1作目の主人公全員有り。

※ミニフィギュアはもう1種類揃えてます。同じく1作目の主人公全員有り。

※UFOキャッチャーのフィギュア。2作目の主人公全員ですが一部衣装違い。

普通に考えれば、観光資源の一つとしてアニメとコラボするのは良策だと思いますが、得てしてコアなファンは普通じゃない奴が多いのです。

んで、このラブライブ!サンシャインですが、舞台が静岡県沼津市となっていて現実に其処にある店舗や建物がモデルになっているそうです。
そして観光雑誌「関西Walker」と同じ会社から「ラブライブ!サンシャイン!!Walker」が2冊(!?)も刊行されており、詳細にアニメの舞台になった場所を紹介、町興しの起爆剤として期待されていました。

するとコアなファンが「聖地巡礼」と称して大挙して沼津市に押し寄せて逝った模様。元々熱海への通過点に過ぎなかった沼津市なので、当初の思惑と違い急激に増えた観光客に対応出来てないそうです。

加えてラブライブのコアなファンは「ラブライバー」と呼ばれる傾奇者が多い事でも有名です。
ド派手なアニメ柄のハッピを着てリュックにキャラの缶バッチや人形をジャラジャラと大量に付ける傾いたファンが、大挙して商店街や田舎町を闊歩するという特異な空間を演出。
この格好もライブ会場なら許されるんでしょうが、日常生活を送る場では異形と呼ぶ他ありません。

更にマナーが悪いと散々指摘されているラブライバー。
観光地でも撮り鉄以上にプライバシー無視で写真を撮る、客でも無いのに勝手に舞台となった店舗や旅館に侵入する、大声で夜中まで騒ぐと迷惑行為続発の様相。
舞台のモデルになった高校や中学校の卒業式にもラブライバーが顕現し無許可で生徒の写真を撮り捲って大問題に発展。
しかも町興しの一環で設置されてアニメのキャラクターが描かれたマンホールにイタズラする奴も現れて(犯人は無事逮捕済)、一部の住民から「もう来ないで」と嘆願されているようです。

アニメ舞台の「聖地巡礼」は結構前からありますが、大概は「観光客が増えた」とか「町の観光資源になった」という前向きな報道が多いのですが、ここまで迷惑行為がクローズアップされた後ろ向きな報道が多いのも珍しいのではないかと思います。

こんな混乱があったせいか、次の新作ラブライブからは舞台を東京に戻すようです。

※DVDと漫画、小説を用意しました。