■毎度毎度のプリキュアです。今回はメチャ高いけど良く出来たフィギュアを入手した「スイートプリキュア」と逆にフィギュアが殆ど無い「ハピネスチャージプリキュア」の2作品です。
※適当に作ったジオラマ風スイートプリキュア。
「スイートプリキュア」は以前(2017年度)にも持参した事がありますが、今回は造形が素晴らしいフィギュアが手に入りました。DVD全巻セットも若干お安くなっておりましたので復活です。
この濃ゆいフィギュアはマトモに定価で買うと任天堂2DS本体並みの価格!
現在Amazonで調べると青い方はプレミアが憑いたのか定価越え(1.5倍)。逆に黄色い方は値崩れ。この差はナンなんザンショ!
両フィギュアとも「これ、ホントに子供向けか」と思うくらいの大きさと造形の細かさです。特に黄色いヤツは髪の毛だけじゃなくリボンも広がっているのでアチコチ折れそうな雰囲気。全高は20センチほどあるので、箱もデカく持ち運びは大変です。
しかもメインの主人公二人では無くて、途中追加メンバー二人のみフィギュア化。マニアックだ。
2017年の玩具コーナーで記載した通り、スイートプリキュアの小説は読んでみたのですが映像は見てませんでした。今回再度DVDを揃えるに当たり最初の数話を視聴致しました。
なんというか主人公二人が凄く面倒くさい性格をしています。女の子らしいと言えば怒られそうですが、主人公二人はショッチュウ下らない事で意地を張ってケンカしてます。ホントにツマラナイ事でケンカしては仲直りのパターンが毎回続く。
たぶん「和解」や「許容」がテーマなんでしょうが、同じパターンを繰り返されるのはシツコイな〜と疲れてきます。
ただ、ケンカと仲直りを繰り返す主人公二人を見てると、何故か「うる星やつら」の「ラムちゃん」と「あたる」に重なって来るので不思議です。
あっ、因みに今回のフィギュアの二人は中盤以降に登場するそうですが、そこまで視聴の体力が持ちませんでした。
DVDは前回と同じく全巻揃えました。あと漫画版も付属。
※DVDと漫画版、あと去年と被るのですがUFOキャッチャーのフィギュア1体
あと冒頭に書いたデカいフィギュア。メーカーはメガハウスというバンダイ系列の会社。バンダイの版権を使ってお高いフィギュアを専門に作ってます。
メガハウス製のフィギュアはどれも高いんや〜!
「ハピネスチャージプリキュア」は初出です。
このプリキュアなんですが、いつものUFOキャッチャーのプライズフィギュアもバンダイ製可動フィギュアも造られていない作品でした。
前出の「スイートプリキュア」は高額なフィギュアもUFOキャッチャーのフィギュアもバンダイ可動フィギュアもデフォルメ可動フィギュアも盛り沢山作られていたのに、「ハピネスチャージプリキュア」は食玩の小型フィギュアくらいしか無いのです。この差はナンなんザンショ?
※同じく適当に作ったジオラマ風ハピネスチャージプリキュア。
取り敢えず、探し回って集めたのが食玩フィギュアはメンバー全員4体。それと少しだけ大きいデフォルメフィギュア3体が限界でした。
DVDは全巻用意し、いつもの漫画版も有ります。
そうそうプリキュアの漫画版はシリーズを通して全て同じ人が描いてるそうな。シリーズによってはかなり絵柄が変わるのに全部元絵に似せて描かれてます。
デフォルメフィギュア。コンビニの「1番くじ」の景品だったそうな。4人目だけが入手出来なかった、と言うかそもそもあったのだろうか。
食玩のミニフィギュア。こちらは4人集まりました。
この「ハピネスチャージプリキュア」のDVD表紙の絵を見れば分かるのですが、主人公達の顔というか服装というか、なんか絵柄が古く80年代っぽい雰囲気がしてます。
こんなキャラクター絵は現在でも受けるのかな〜と思ってネットで検索するとシリーズで一番評価の低いプリキュアだそうです。
なんでも主人公は「他人を幸せにする事でしか、自分の幸せを感じられない」と病んだ性癖の持ち主なんで余計に受けなかったようです。
其の上、物語開始時から既に悪者の帝国が世界侵略を進めており、世界中で色々なプリキュアが戦っては敗北しているというハードな状況。
プリキュアって、もっとフンワリしている話じゃないの?そんな過酷なシチュで子供に受けるの?
そんなこんな評価だったんでフィギュアもあんまり造られなかったんやね〜。
ただ主人公については一部で最強のプリキュアとして凄い人気があるようです。
一般的にバトル物の主人公は最初の変身に戸惑ったり、当初は力が上手く使えずに苦戦するのがお約束。そして初めは弱くても段々と経験を積んで強くなって行くのが鉄板の展開。
しかし、このハピネスチャージプリキュアの主人公は第一話の変身直後からメッチャ強くて沢山の敵を有象無象と言わんばかりに蹴散らして行きます。
そして普通は新たな技は勿体ぶって温存しておくものなのに、この主人公は1クール目から躊躇なく次々と新必殺技を繰り出して来るという無双振り。
例えれば、修行シーンが丸々オミットされた初期のジャッキー・チェンの映画。新必殺技は修行しなくても「なんとなく出来た」という主人公が恐ろしい。
もし、プリキュアのキャラクターがマジンガーZ風に超合金化された場合、ブッチギリで一番に商品化されるのがこの主人公だと予想が出ていました。
あとで画像を並べてみますが、主人公の使う必殺技が「目からビーム」や「ロケットパンチ」等ほぼ往年のロボットアニメと同じです。
戦い方も非常にバイオレンスで「イキナリ目からビームで戦闘員を一斉に薙ぎ払う」「戦闘員の首根っこを掴んでそのままボス敵をブン殴る」とプリキュアってこんな戦い方するんだっけ?と疑問符が浮かぶくらい。
最後の戦闘員を掴んで凶器代わりドツくのは倫理的にアウトだと思うんですが、、、
因みに主人公の名前が「キュア・ラブリー」なので、ネットでは「荒ぶるプリキュア、キュ荒ブリ―」と囁かれてます。
マジで超合金化されたらオプション武器として両手に装着可能な「ザコ戦闘員」型鈍器セットが付きそう。