■大の大人達が迷彩服に身を包み、喜々としてモデルガンで撃ち合いをする遊びをサバイバルゲーム(略称サバゲ―)と言います。TRFの曲はサバイバル・ダンスです。
今回はサバゲ―用のBB弾発射銃を揃えました。
去年のアメリカン・シューティングゲーム「ナーフ」が受けたんで、電動ライドに続く堂々の二番煎じです。
前回のナーフはオモチャ然としていましたんで、今回はリアル志向を目刺します。
満を持して登場したのが「サバイバルゲーム用エアガン」。エアガンは一応年齢制限がありまして、10歳以上となっております。因みに、大人がサバゲーで使うガスガンは18歳以上。
エアガンはスポンジ弾のナーフと違い、プラスチック製のBB弾を使用するので其れなりに破壊力があります。年齢制限10歳以上の銃でもダンボール箱を撃てば凹むくらいの威力。人に向けて撃てばガチ喧嘩と相成ること待ったなし!
因みに18禁ガスガンだと当たるとメチャ痛レベル。一度、ガスガンを壁に向かって撃ってみると見事に跳ね返って額にヒットした事があります。マジでイテェ〜。
そしてエアガン以外に電動で弾を連射する「電動ガン」もあります。
ガスガンよりも威力は堕ちますが、マシンガンのように連射出来るのが楽しい。あと10歳以上向け電動ガンは乾電池ですが、18禁電動ガンは充電方式なので弾の威力に差が有ります。
今回用意したのは、エアガンでは拳銃タイプ、西部警察の大門団長がぶっ放すレミントン型ショットガンタイプ、アメリカで話題になったスマホ型から拳銃に変形する変わり種タイプの3丁。電動ガンは小型マシンガンタイプ1丁。と、全部で4丁用意しました。
自分の中では大門団長のレミントン型がサイコーです。
銃身下のパイプをシャコン!とスライドさせ弾の装填と排莢を行うポンプアクションが再現されてます(BB弾なので実際には排莢は無い)。
銃を構える前に「ガチャコン」とスライドさせバンバン撃つ!「ああ、俺はいま大門団長だ〜」と悦に浸れます。ホンモノは単発銃なので「大門団長みたいにバンバン撃つ」のは不可能なんだぜ、と頭で分かっていてもほくそ笑んでしまいます。
ただこのタイプ、弾込めが火縄銃と同じで銃口から弾を入れてバネで留めるのがメンドイ。
現実のサバゲ―でも、ショットガンの宿命として散弾効果はありますが弾の飛距離が短いのでお荷物扱いです。
あと今回のキットにはオプションでスコープ(照準器)も付いてますが、肝心のレンズが入って無いので只の筒でした。それでも付けた方がカッチョイイ!
拳銃タイプは実在のM92Fモデル。
イタリア製ベレッタ拳銃のレプリカです。アメリカ軍に採用されている銃なので映画で割と見掛けるタイプ。有名どころでは「リーサル・ウェポン」のリッグス刑事や「ダイ・ハード」のジョン・マクレーン刑事も使ってます。
ただ、ゲームなんかで登場するM92Fはメジャー過ぎるのか大概は初期装備で登場。威力が弱く途中で使いモノに為らなくなることが多いです。
因みに私の保有する18禁ガスガンもこのタイプ。「拳銃」と言えばこのタイプだと思うんですけどね〜。創作物ではザコ銃扱いでヒドイ、、、
そして変わりダネのスマホ型ハンドガン。
これ、本物が存在しておりましてニュースにも取り上げられました。アメリカのアイディール・コンシール社が護身用に作成したコンパクト変形銃。
銃を折り畳むとスマホ型となりズボンのポケットに入る大きさになります。38口径の実弾2発撃てちゃいます。殺傷能力バリバリ折り紙付きで御値段タッタの4万5千円!送料有料!!とお値打ち品。
販売された当時は「簡単に隠し持てるのでテロ活動や強盗に利用されるのでは」との懸念が上がっていた話題の商品です。
加えて「アメリカ警察は容疑者が銃に手を伸ばしただけで撃っても良い」とされているため、今後‘スマホに手を伸ばしただけ’で間違って警官に撃たれる事故が続出するんじゃないかと危惧されてます。
まさに「スマホを落しただけなのに」じゃなく「スマホを触っただけなのに」ポリスに蜂の巣!な可能性が噴出しそう
。
そして早速、この物騒な代物のレプリカを作成したのは合体プラモで有名なアオシマ文化教材社!流石、抜け目ないわ〜。しかしこの玩具銃は変形させる点だけに重点を置いたせいか命中精度は最悪でした(本物はどうか知りませんが、アオシマ製は弾が真っ直ぐ飛ばない)。
最期に電動マシンガンです。XM177・コルト・コマンダータイプのサブマシンガン。XM177はアメリカ軍で使用されている(正式採用では無い)小型のサブマシンガンです。玩具はそれを更にスケールダウンして子供にも扱い易い大きさにしています。
この銃、映画「コマンドー」や「プレデター2」で主人公の仲間でヤラレ役の人が構えてるのがコレです。アクション映画でこのマシンガンを構えている人は大抵死んどるという曰く付きの品
銃だけでは面白くないので標的も用意しました。
一つは標的が3個付いた電子ターゲット。
もう一つは空気圧で浮かせたピンポン球を撃つフローティングターゲット。
電子ターゲットは3つの標的を撃つ遊びで、的が一つ倒れる度に「ガシャーン」とガラスが割れたサウンドを発して、台座に埋め込まれた電子掲示板に点数が加算されます。また3つの標的が全部倒れると自動起き上がり小法師機能により復活。
なんで無限ループで飽きるまで撃ち続けることが可能(電子スコアは99点まで表示可)。
フローティングターゲットは台座にある5つの皿にピンポン球をセット。そして下からの風量を調節してピンポン球を浮かばせて標的にする遊びです。風力調整は微妙な加減が必要なので5つ全部浮かせるにはコツが要ります。
ピンポン球は風で浮いているのでユラユラ揺れて狙いが付け難いのがミソ!醤油!ポン酢!
因みにこの標的たちは本来はスポンジ弾の「ナーフ」用に開発された商品なのです。サバゲー用の硬いBB弾を使った狙撃まで想定されているかは不明。
まぁ、ジュニア達が遊んでも壊れてなかったんで耐久力は大丈夫のようでした。
他には折角なんでサバゲーっぽくするために装備も用意しました。
サバゲー用のメッシュマスクに迷彩柄の軍用チョッキとキャップ、シューティンググラス及び肘用プロテクターに拳銃ホルスター(M92F携行可能)を付けました。メッシュマスクはガスマスクにも交換可能に。
但しチョッキもキャップも只の布で防御力ゼロ、撃ち合いゴッコには適しません。アクマでサバゲー気分を味わうだけに留めて下さい。お友達と撃ち合って殴り合いのケンカに発展しても責任は取れません。
あとガスマスクの箱に「悪臭・花粉予防に」と宣伝文句が書かれてますが、完全に玩具なので防御効果はゼロです。まぁ、花粉予防にガスマスクしてたら只の不審者ですが、、、
今回のサバゲ―銃の中では個人的にはポンプアクションのショットガンが好みなんですが、ジュニア達には電動マシンガンが一番受けておりました。
OB戦写真にもある通りマジで楽しそうにボニー&クラウドの如く電動マシンガンを乱射してます。おかげで撤収時に飛び散ったBB弾を拾い集めるのに苦労しました、、、
あと、もしサバゲ―に興味があるのなら東大阪にデッカイ店があります。
FIRST大阪本店というところで、サバゲ―用のインドアフィールドW-tapという施設も併設されています。
店内にはエアガン用の10メートル試射レンジも完備されてるので、実際に撃って具合を確かめる事も可能。店員さんもフレンドリー。ただお客さんに重度のサバゲ―マニアが多いので、軍人みたいな服装してる奴とかルパン三世の格好してる奴がウロウロしてました。
中央線長田駅から10分程度歩きますが、ちょっとした異世界へGO!
FIRST大阪本店の入口。サバゲ―用品がほぼ揃います。しかしワンショット・ワンキルって物騒な看板やな。
店舗横に併設されてるインドア・フィールド。障害物となる壁、二階部分もあり立体的な造り。残念ながら遊んだことは無いです。