Dendo Ride

Dendo Ride/Electric Kickboard/Electric Skateboard


■電動ライド(電動スケートボード、電動キックボード)

前年はミニセグウェイことバランススクーターの受けが良かったことを考慮し、今年も電動シリーズを揃えました。
しかし同じモノでは芸が無いので、今回は電動キックボードと電動スケートボードです。
「こんなモノまで電動にする意味あんの?」との疑問は野暮と言うもんです。

今回の電動シリーズはミニセグウェイよりも速いので危険も倍増。そこで大袈裟かも知れませんが原付バイクのハーフヘルメットと中型バイク用のフルフェイスヘルメットをご用意しました。これでサイアク転倒しても頭は守られます。
去年はヘルメットに加えて、「手首・肘・膝当て」までのフルセットを用意致しました。が、付けるのが面倒なのか誰も使ってくれませんでした。
よって今年は被るだけのヘルメットにしたんですが、結果は同じ。誰も使ってくんなかった。頭は大事だよ、頭は、、、

操作については両者で違いがあります。電動キックボードはバイクと同じでハンドルのアクセルとブレーキで操作します。
電動スケートボードはなんとリモコン操作で、アクセル・ブレーキ以外に前進後進の切替も可能です。但し、左右に曲がるにはホンモノのスケートボード同様に身体を揺らせる必要があります。

両者とも結構スピードが出るので私は何度もこけそうになりました。と言うかコケてます。ミニセグウェイの時はちょっと自主練してから乗りましたが、今回は時間が足りず、練習無しのブっつけ本番!。想像以上に暴れ馬でした。
なんでOB戦の最中に何度もコケながら挑戦している私を目撃した方も多いと思います。多分、皆さんは「いや、遊んでないでテニスしろよ」と思われてたのでは。

しかも私がコケる度にジュニア達は指差さして爆笑の渦。滑稽な’さらしもの’の歌〜♪って星野源が響いてきそう、、、
本音を言いますと、ボケじゃなくてマジでやって笑われるのはキツイわ〜。



※電動キックボード。ハンドルのアクセルとブレーキで操作します。折りたためるので持ち運びに便利!但し、結構重いゾ。

苦戦する私を笑い者曝し者にしたジュニア達でしたが、無敵でした。乗り始めるとアッと言う間に乗り込なしてます。やっぱり、子供は慣れるのが早いなー。

最初は何度もコケる私を見て学習したのか、誰も電動ライドに乗ろうとしません。
「誰か乗んねーかなー」と思いつつ、ジッと観察していると電動スケボーに興味を持たれたのかFッチーさん家のご長女さんがリモコンを持ちました。
「おお、遂に試乗会開催か!?」と期待を込めていると、なんとスケボーに乗らずにリモコンで前進後進させて遊んでます。これでは只のリモコン玩具です。乗ってこそ意味があるのよー。

そうこうヤキモキしていると今度はボードの上に体育座り、安定感抜群で操作を始めました。それから徐々に立ち上がるという、なかなかの慎重派。まさに「クララが立った」を再現!!
他のジュニアたちも同じように座って操作してから「ガンダム、大地に立つ!」みたいに堂々と立ち上がってます。

素直に感心しました。私の失敗の轍を踏まないようにするとは。ダテに人の失敗をドン・ドン・ドリフの大爆笑!してた訳じゃないのね。思わず「俺の屍を越えてゆけ」と叫びそうになりました。


片や電動キックボードはずっと放置されてました。しばらくして電動スケートボードに飽きたのか、T中コウさん家のジュニアさんが乗り出します。
すると凄く気に入った様子でコート横の芝生を端から端までドライブし捲りです。「楽しい!」と素直な感想を漏らしつつ、方向転換の際には地面を脚で蹴ってクイックターンも決めてます。
これはバイクと同じ操作でハンドルのアクセルとブレーキで動かす形式。結構スピードも出ます。それなのにヘルメットを被ってくれないので、ちょっとハラハラしましたが上手いモンです。少なくとも私の倍以上は上手かった。

で、今回また感動する出来事が有りました。みんな電動ライドを欲しがってたと思うのですが、ちゃんと小さい子と初参加の子に譲ってあげてました。
そんな様子を眺めながら涙腺決壊しつつ「ああ、やっぱりウチのサークルの子はみんなイイ子だ」と感動と滂沱と「深イイ話だ!」で締めくくり。


※電動スケートボード。今年からオリンピック競技にも採用されたのでトレンディ!但し、重いので飛んだり跳ねたりは難しいです。またボード下に機械が有るので、階段の手摺を滑り落ちるような技を使えば確実に壊れます。絶対やめてね。
これ、リモコン操作なので手の中に上手くリモコン装置を隠して使えば「おおっ、こいつボードに乗れてるぜ!」と賞賛を受けれるかも。受けてどうする!?