■説明不要の昭和の名作ウルトラセブンです。
ウルトラセブンは平成にも新シリーズが二本造られています。「平成ウルトラセブンシリーズ」と「ウルトラセブンX」。今回は昭和セブンよりも、これら新しいセブン中心で用意しました。
「平成ウルトラセブン」は昭和の続きという設定で造られているので、懐かしの怪獣やメカ(ウルトラホーク)が再登場します。ただ、防衛隊専用車のポインターは予算の都合からか、普通のSUVにステッカーを貼った残念なモノになってました。
また旧劇中の人物も出世して再登場するので、時間の流れを感じさせます(昭和のウルトラ警備隊‘脳筋’担当のフルハシ隊員が→ウルトラ警備隊隊長→地球防衛軍参謀と順調にレベルアップ。一番、出世に縁遠そうだったのに、、、)。
あとウルトラマンは宇宙人なので歳を取らないハズなんですが、現実には無理があるので、主人公は初老になって登場してます(そこはお約束で、劇中では誰も「歳取ったな〜」とツッコみません)。
平成セブンの内容も昭和セブンのエピソードと密接に絡んでいるのが多い。昭和に神戸港で沈んだキングジョーを引き上げてリサイクルするとか、昭和の海底原人ノンマルト事件が平成セブン最後の話に繋がるとか、もう昭和世代には感涙モノのストーリー構成です。
もう一つの「ウルトラセブンX」は深夜番組として新たに造られたので、登場人物も内容も一新されてます。世界観が近未来デストピア風でちょっとブレードランナーっぽい感じです。
ただ、こっちは更に予算が無いのかウルトラホークみたいなメカは出ません。
防衛隊員は、敵が宇宙人のUFOだろうが巨大な怪獣だろうが、常に銃一つ身一つで戦ってます。専用車も無いので、徒歩で移動します。基地も無いので、個人の携帯端末に指令が直接来ます。制服支給もモチロン有りません。加えて隊員の数も少ない。人員も設備も豊富にあった昭和高度成長期のウルトラ警備隊と違って、こっちは平成の世知辛い世情に合わせたのかブラック企業の様相でした。
劣悪な仕事環境なのに「何故、誰も辞めないのだろう」と思って視聴してたら、ちゃんと仕事が嫌になって失踪した隊員も出て来ました。変なトコがリアルです。
「ウルトラセブンX」も最後の最後で、一応は昭和セブン最終回と繋がっている話になります。
今回のDVDは親子で楽しみながら‘知育’出来るように、昭和セブンと平成セブンはエピソードが繋がっているモノを中心に集めました。これなら「親子で学ぶウルトラ図鑑」的に活用可能です。
そういや「京都検定」とか流行ってた時に「ウルトラ検定」なるものもありましたが、いつの間にか終了していました。家に「ウルトラ検定テキスト上下巻」があるんですが。
他にウルトラセブンXはDVD全巻用意しました。
ウルトラセブンのフィギュアは超合金です。頑丈なのでガシガシ動かしても壊れません。メカはウルトラホーク一号のプラモデル(最近発売されたヤツです)。顔が似てるのでウルトラマンタロウのソフビも付けます。怪獣ソフビはキングジョーをはじめ、改造パンドン、メトロン星人、エレキング、恐竜戦車(全てウルトラセブンに登場)、他にバキシム(ウルトラマンA)、ゴルザ(ウルトラマンティガ)と懐かしのラインナップ。
あと‘ドリラー’の私としては、セブンメカのドリル戦車「マグマライザー」も付けたかったのですが、見付けられず断念です。
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