■前回、鉄道模型を持参した際に中島大元帥様より「ジオラマとか細かいの得意そうやな」と言われました。またオタクと誤解されてます。風評被害も甚だしいです。
そこで今回はジオラマを作ってみようと思い至った訳です。ハッキリ申しましてジオラマなんか造ったことはアリヤセン。まぁ、お金を掛ければ出来るんでしょうが。ココは敢えて関西人らしく、安価で簡単に造りだす方法を模索する事にしました。
名付けて「百均ジオラマ」です。材料は全て100円以下で調達する事を縛りとして、自分の限界に挑戦します。
先ずは百均へ行き、子供用のチープなオモチャ以外に、園芸コーナーで使えそうな小物や模様付きシート、用途不明の百草みたいなのを購入。当然、加工に使えそうなペンやヤスリ、両面テープなんかも手に入れます。
次はキャラクターです。購入したDVDの関係で作成するのが「愛の戦士レインボーマン」「スーパーロボット マッハバロン&レッドバロン」「ウルトラマン ネクサス」「装甲騎兵ボトムズ」「聖戦士ダンバイン」となります。
1個当たり100円の縛りがあるのですが、ボトムズのロボットとかは人気があるせいか元値200円のガチャガチャの癖に500円から1000円くらいします。いきなり躓きましたが、ここは特売ワゴンに放り出されているモノから探し出します。有りました!ちょっとパーツが欠けている商品は100円以下で叩き売りされてるんです。
今回のボトムズですが、ロボットの角がありません。ダンバインは片方のつま先が欠けてます。しかし、角も足首も飾りなんです、偉い人にはそれが分からんのですよ。
レインボーマンは全化身七人セットなら足元を見られた値段を付けられますが、今回は「ダッシュ1・月の化身」が足りないので六体で500円(1個当たり100円以下でクリア)。
次は情景に必要な建物や背景です。建物は「サンダーバード ジオラマシリーズ」という(多分)食玩のオマケを集めます。これはサンダーバードのメカと情景(秘密基地とか荒地や工場地帯なんかの模型)がセットになったものです。
サンダーバードも「1号」や「ジェットモグラ」などの有名なメカ付きは高いのですが、「鉄の爪タンク」や「ファイアーフライ」みたいな「いつ出て来たっけ?」というマイナーメカ付きセットは人気が無いので100円です。あと、肝心の救助メカ1号が欠品だったりすると秘密基地パーツだけで叩き売りされてます。
こうして集めた素材を使ってジオラマを組みます。流石に百均の車玩具はそのままでは使えないので、ヤスリで削ったりペンで薄く塗って汚したりします。
あとはペタペタと両面テープで貼り付けます。両面テープがはみ出したトコは百草で埋めます。
完成したジオラマの背景はパソコン画面です。無料の壁紙サイトから、使えるのをダウンロードして背景にします。タダ・サイコー。
最後にちょっとピントをぼかしたり、青色を強くしたりと写真を加工すれば出来上がり。
以下がその作品(?)です。
「レインボーマン・レインボークロス・合身の術」