■シレッと恒例になってしまったラブライブです。
去年までに貰ったフィギュアで全員セットに出来るものは掃けたんで今年は無い予定だったのですが、諸事情により今回も登板しました。
去年、潰れたレンタル屋の閉店セールに火事場泥棒的に大量購入したDVDが有りました。自分用とOB戦に使う用にと購入したものでしたが、会社の後輩が欲しいと言ったシリーズがあったので譲りました。そしたら、お礼にと「ラブライブ(英国盤)」のDVDを頂いた次第です。
「別に要らないよ」というか「何でこのチョイスなの?」とは思いましたが、わざわざ「差し上げる」と言ってるモノを「イラね」と断るのも角が立つので納めさせて頂きます。極力、人間関係で波風は立てないのです。私も大人になりました。
後輩曰く、「ヨーロッパのTVは日本のNTSC方式とは別のPAL方式が主流で、規格の違いから海外版DVDは観れないのが普通です。けど、この英国盤DVDは珍しくNTSC方式なんで日本のテレビで視聴可能です」とのこと。
つまり「このDVD珍しいんッスよ」と自慢したいようですが、後日アマゾンで検索すると普通に売ってました。しかも国内版より遥かに安い。おい、こら、テメェ!
海外版DVDって事で思い出しましたが、アジア旅行でテレビを観ると日本のアニメを放映してる事が多々有ります。しかし吹き替えが酷い事も多い。
今までで一番酷いと思ったのが、中国で観た「聖闘士星矢」。聖闘士は(すぐやられる)一部の敵を除き、みんな必要以上に美形です。基本的に美形とブサイクしか居ない世界(あとは目が影で隠れてるモブキャラ)。
中国で観たのは、ちょうど黄金闘士カミュが青銅闘士氷河と戦ってる話でしたが、美形のカミュの声が妙にオッサンなんです。しかも中国人特有の超高速キンキン声。北京出身者特有の語尾にイチイチ「ア〜」と巻き舌音を加えるエフェクト付き。
加えて台詞を喋り切れないのか、カミュが黙っているシーンでも構わずに喋り続けてます。もはや台詞とモノローグの区別がつきません。
その上「氷河」は中国語で「ピンハァ」って読むので、黄金闘士カミュが「ピンハァ、ピンハァ」って呼び掛けてるシーンは、麻雀で「ツモ!ピンフ!ロン!ピンフ!」って叫んでるようにしか聞こえない。「違和感パネェ!」です。
しかも同じ声優さんが他の黄金聖闘士も担当しているようで、次々に登場する敵がミンナ同じ甲高いオッサン声。流石に主人公側は容姿に合わせた声優を使っているようですが、ゲストの敵はどうでもエエか、って感じです。
以前、アイマス大好き後輩に「海外で放映してる日本アニメの吹き替えって、イメージ合わない事が多いな」と話したら、「海外は日本と違って声優文化が未発達だから」との回答。
それって日本だけが異常なんじゃ、と密かに思いました。
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