ULTRAMAN

ULTRAMAN ; ULTRA・7 Evolution(New DVD Series)


■今回もウルトラセブンです。「どんだけ好きやねん!」と言われそうですが、大好きです、もう隠せません。

去年は「昭和ウルトラセブン」「平成ウルトラセブン(1999最終章)」「ウルトラセブンX」と持って行きましたが、「平成ウルトラセブン」には続編がある事を失念しておりました。「ウルトラセブン エボリューション」シリーズ全5巻です。
平成ウルトラセブン(1999最終章)がキレイに終わり、もう続編は無いだろうと思っていたので予想を裏切られました。

この「エボリューション」シリーズですが、予算が少なすぎたのかイマイチの出来です。ストーリーはそれなりに面白いのですが、全体の派手さが足りません。 

前シリーズの最後で星に帰ったセブンは、宇宙の果てで禁固刑に処せられているので後半しか出て来ません。地球防衛軍も途中で壊滅するのでウルトラホーク等のメカもほぼ登場しません。
新怪獣は三体しか出て来ません。昭和セブンのペガッサ星人、ゴドラ星人、宇宙竜ナースが再登場しますが、ペガッサ星人以外は特に昭和のエピソードと繋がってなかったりします。ウルトラ警備隊が洗脳された地球防衛軍と撃ち合いするシーンも児童公園が舞台だったりして安っぽさが目立ちます。

いや〜しかし、ウルトラマンレオの時(当時オイルショックで予算削減となり防衛隊が全滅させられた)もそうでしたが、制作予算が足りなくなると真っ先に防衛隊がリストラされますな〜。

新シリーズはこんな感じなので、さすがに子供には退屈かも知れないと考えて、前回持参したのと違うエピソードの昭和セブンと平成セブンのDVDを加えました。

今回、ウルトラマンを持参しようと考えたのは「ウルトラマンティガ・マスク」が入手出来た事からです。今年はスターウォーズのコスプレを3着用意したので、ウルトラマンもコス出来るようにしようと考えました。
しかし、クローントルーパーみたいなウルトラマン全身スーツは売って無かったので、簡易版ですがウルトラマン柄がプリントされたTシャツとセットに致しました。Tシャツは「ティガ」版は無かったので、今放映している「ウルトラマンジード」柄Tシャツ(子供用)です。

ただ、ウルトラマンティガ・マスクはフリーサイズで大きいため、子供が被ると頭デッカチなウルトラマンになります。Tシャツがピッタリしたタイプなので、合わせると余計にデフォルメチックなウルトラマンの登場です。まぁ、‘ゆるキャラ’みたいでカワイイ気がするんですが。

そういや、毎年毎年「ゆるキャラ・グランプリ」ってのが開催されてます。地味なんですが、‘ゆるキャラ’日本一をWEB投票で決めるグランプリです。一応、日本全国が対象で、しかも自治体やNGO等の非営利企業だけでなく、株式会社等の営利企業の‘ゆるキャラ’も参戦出来ます。

で、ウチの会社にも‘ゆるキャラ’が居まして、何をトチ狂ったのか、ある年から突然参加するようになりました。
ただ、ウチの‘ゆるキャラ’は可愛くないんです。猫がモチーフなんですが、目が細くツリ上っていて獲物を虎視眈々と付け狙う捕食者感が満点です。
一応、着グルミもあって本部から貸し出してくれるんですけど、これ着て店頭に立つと「猫の目が怖い」って子供が泣き出すレベル(飴とか配るんですが誰も近寄って来ない)。

その上、着グルミの身長設定を誤っているのか、小さすぎて普通に成人男性が着ると脛がハミ出します。
着グルミの中は蒸すので、みんな半ソデ短パンに着替えて中に入ります。すると脛毛がハミ出している猫の誕生。ボーボーの奴が着ると見るに堪えない汚らわしい猫の出来上がり(流石に評判が最低なので、二代目着グルミは目が大きく丸くなってズボン丈も伸びました)。

こんな‘ゆるキャラ’でマトモに戦えば大坂夏の陣以上にトテモ勝ち目の無いイクサ。なので、勝つためには完全に会社全社員の組織票頼みです。その所為で毎朝、会社で自分の端末を立ち上げる度に「‘ゆるキャラ’グランプリに投票しましたか?」とイラつくメッセージが流れます。朝礼でも役員自らが「投票したか?」と詰問してきました。

因みに、ゆるキャラグランプリは1人1票の国政選挙方式ではなく、1日1票の縛りなので何度も投票可能と言う不正行為が出来ます。しかも、同じパソコンからは1日1票しか投票出来ませんが、私のようにスマートフォンとタブレットを持っていれば複数投票が可能。つまり1日1人3票のマルチ行為も働けます。
うちの本部は狂ってるので、堂々とこの不正行為を全社員一斉送信メールで推奨して来ました(出来るのは前から知ってたけど、証拠の残るメールで指南するのはどうかと)。

正直、こんなグランプリに意味が有るの?勝ったからってどうなの?と思いますが、本部役員が修造の如く熱くなっているのでブレーキが効きません。そのうち「意味ないな」と気付けば熱暴走も止まるでしょう。

話を元に戻しまして、ウルトラマンで外せないのはソフビ人形。今回はウルトラマンXのリアルタイプソフビが入手出来ました。
ウルトラマンXはヘッドフォンをしているような造形なので、最初は音楽を聞きながら戦うファンキーなウルトラマンかと想像してましたが、本編は全然違いました。

しかしウルトラマン+ヘッドフォンが居ても良いではないでしょうか。戦う時はロックを聞き、諌める時は演歌を聞き、必殺技時はクラシックを聞いて気分を昂ぶらせるウルトラマンの新しいカタチ、と妄想してしまいます。
ああ、でもタケノコ族バリに路上で突然ノリノリに踊り出すウルトラマンはどうかと思いました。巨大な身体なのでステップを踏むだけで、道路はヒビ割れビルが倒壊しそうです。被害が更に拡大するだけの迷惑な奴にしかなりません。

あと今回はウルトラセブンに登場したマグマライザーのプラモデルが入手出来ました。ドリラーの私にとって外せない地底戦車です。
ウルトラマンシリーズは様々なドリル戦車が登場しますが、地底に潜る以外に使い道が無いので出番は凄く少ないです。ウルトラマンレオに至っては、設定だけで(玩具まで作られたのに)TVで登場しなかった例も有ります。
そんな不遇の歴史を抱えるドリル戦車の中でも、マグマライザーは出番が多くて嬉しい悲鳴でした。地底へ潜る以外に、戦車としても運用されるので地上戦でも出番が回って来るトコが斬新な使い方です。何よりもマグマライザーの造形がシリーズ中1,2を争う格好良さです。

これだけでも足りないかと思い、今回は電子玩具の「ウルトラパッドネオ」を追加しました。このウルトラパッドは新番組の都度、幾つか作られている玩具です。最初見た時は、タブレット型玩具かと思いましたが、タブレットを模した本体に紙シートを挿入して描かれている怪獣を触ると鳴き声が出る、という単純な玩具でした。どおりで、発売から半年で半額になっていた訳が得心致しました。今では更に半額の半額でドンキホーテにて叩き売りされてます。

マグマライザー!!ウルトラセブンに登場するドリル戦車(真ん中のが今回持参したプラモデル)。大好きなメカです。残念ながら、登場するのは「昭和セブン」シリーズだけで、新シリーズには登場しません( ノД`)シクシク…。

右側がウルトラマンXのフィギュア。普通のソフビに比べても細かい造形です。
左側上はウルトラマンティガ、下段はウルトラマンガイアとアグル。

怪獣ソフビは欠かせません。右からブラックキング(帰マン)、ラゴン(ウルトラマン)、ホーク1号(ウルトラセブン)、グドン(帰マン)、アントラー(ウルトラマン)、ベムラー(ウルトラマン)。
地割れと炎のエフェクトパーツで戦闘シーンを表現してます。

ホーク1号待機シーンを表現。このホーク1号は小さいですが、原作通り3体に分離出来ます。

上段がウルトラPAD NEO。タブレットに見えますが、紙のシートをタブレット型の容器に挿入するタイプ。紙のシートを押すと怪獣の鳴き声が出たりしますが、ローテクな玩具と言えます。でも定価はそこそこエエ値が付いてます。
下段写真の下列が新シリーズ「ウルトラセブン エヴォリューション」DVD全巻。上列は前回持参したのとは別の昭和セブンと平成セブンシリーズのDVD。
去年持参した「ウルトラセブンX」シリーズが低予算ながらも健闘していたので、「エヴォリューションシリーズ」はもうちょっと特撮を頑張って欲しかったです。

右上段は平成ウルトラマンシリーズのダイジェストDVD。下段は’なりきりマスク’の本編「ウルトラマンティガ」の劇場版DVD。
左側はウルトラQ〜ウルトラマン80、海外のウルトラマングレート、ウルトラマンパワードまでの登場怪獣を網羅したムック本。これを使って今回の怪獣ソフビやウルトラマンの名前を親子で探していただくのも一興かと。

今回の目玉!「ウルトラマンティガ」マスクと「ウルトラマンジード模様プリントTシャツ」。これでキミも今日からウルトラマンだ〜!ただ、マスクは大人用でTシャツは子供用なので、出来上がりはイメージとチガウかも知れません、、、。

これは私の私物でございます。「ウルトラマンティガ」マスクと同じシリーズ。
「ウルトラマンティガ」マスクの袋の中にシレッと安売りの殿堂ドン・キホーテ主催の「ハロウィン・コスプレ大会」参加券を潜ませておきました。コスプレの写真を撮ってドン・キホーテに送ればエントリー出来るそうです。
そのうえで、上の写真も袋に忍ばせて「親子で仮装する必要があれば、いつでも大人用ウルトラマンもお貸ししますぜ!ケッケッケッ」とメッセージを添えて罠を張りました。さぁ、親子でウルトラマンになるんだ〜!!