■恒例のガンダムです。今回はターンAガンダムに致しました。
この異色のガンダムは「ブレードランナー」や「エイリアン2」のメカニックデザインのシド・ミードの造形です。ガンダムの顔に鉄血宰相ビスマルクみたいなカイゼル髭が生えた仰天のデザインでした。
初見は「不細工なガンダム」と思っていましたが、登場する他のロボがもっと不細工なので、視聴している内に相対的に恰好良く見えてくるのが不思議です。
このガンダムは放送時は全然見てなかったんですが、今回DVDを揃えるに当たり、全巻視聴致しました。
「意外に面白かった」です。
当初は、今更ガンダムをイチから見ようとは思わないので、総集編となる劇場版から観ました。ところがズッポリと奈落の底までハマってしまい、フッと気付くとTVシリーズDVD全巻看破しておりました。
このガンダムは産業革命期まで文明が後退した地球が舞台なので、飛行船や鉄道が走っている牧歌的な雰囲気の中でストーリーが展開します。そのせいか人が余り亡くならない。舞台から退場する場合は印象に残る最期を迎えます。最後まで主人公は人殺しを躊躇しているし(大概の主人公は最初悩んでも吹っ切れてバンバン殺してゆくもんだけど)、死んだ人物の親族がかなり後のシーンでモブに混じって探しているシーンが挿入されるとか、ストーリーも良く出来ていました。
この時代のモビルスーツは全部土に埋まっていて、掘り出して使用します。普通に考えれば、錆々で使えないはずなんですが。私の好きなザクも登場しますが(しかも味方として)、全て地面から掘り出されたリサイクルモノとなってます。
ザクが久々に登場するので、今回の玩具もザクだらけです。ザクだけで四体の可動フィギュア。写真に取り忘れましたが、他にも違うバリエーションのザクプラモデルも幾つか付けました。ムック本もザク大事典と、マサにザク三昧。ひと時の幸せを感じます。
メイン玩具の超合金ターンAガンダムも良く出来ています。可動範囲も広い上に、武器や付け替え用の手首なども盛り沢山。
しかし、今回困った事が起こりました。このガンダム本体だけを持って帰った方がいらっしゃいます。箱の中に武器や予備の部品も入っているのに全部置いていかれました。ザクやDVDも放り出されてます。これは堪りません。折角、色々と集めて一つにしたのにメインだけ持って行かれたら、他はゴミ箱行きです。悲しい、、、。
是非とも揃えたまま持って帰って欲しいです。切なお願いです。
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