MASKED RIDER 555 ; Toys & DVD
■平成仮面ライダーの玩具とDVDです。流石に高いのでDVDは途中までしかございません。
昭和仮面ライダーが好きですが、毎回「悪の組織が悪事を働く→気付いたライダーが阻止する」一話完結パターンの流ればかりで、ずっと視聴してると徒労感が半端無いです。好きなハズですが、連続して見てると食傷気味になります。
ストーリーの造りから言うと、平成仮面ライダーは面白いです。話が連続しているので次が見たくなる、と気付いたら自宅には平成仮面ライダーのDVD全巻セットが幾つもある状況に陥りました。
今回は仮面ライダー555です。私の中で一番熱い時代だったのが「龍騎」「555」でした。当時、勤務していた支店のほとんどの男性社員が視聴していまして、月曜朝会議の前には必ず「今週のライダー凄かったな」「あのシーンは一号のオマージュだよな」「ゲストに出た俳優は元特撮の〇〇だよな」とちょっとディープな感想会が開かれました。ただ、私以外の視聴仲間は全員「小さいお子様がいらっしゃる」という埋めようのない現実の溝が横たわっていましたが、、、。

話を戻しますが、バイク玩具の出来が良いです。このバイクもサイドカーもロボへ変形出来る仕様でなかなか格好イイ。しかも登場するライダーも三人とちょうど良い数です。前回持参した仮面ライダー龍騎は13人も登場するので、すべて揃えるのは苦労しました(すべて揃えたってのも執念ですが)。
玩具で思い出しましたが、「大人用仮面ライダーベルト」なるものが発売されています。大人に合わせてベルトが長くなっているのは当たり前、撮影用フロップを元に細かいところまで作りこまれている上に、一部金属パーツ仕様でズッシリとした重量感があります。ほとんどの商品は受注生産で予約しないと買えません。
予想通りですが、私も買ってしまいました。「龍騎」と「555(オーガベルト)」を。流石に一個四万近くするので、購入時には懊悩しましたが、我が家へ迎い入れてからは吹っ切れました。毎晩の様に鏡の前で「変身」、風呂上がりで裸にベルトを巻いて「変身」、昂ぶり過ぎて夜中にベルトを巻いたままクルマで走り出す、という社会復帰が危ぶまれる壊れっぷり。傍から見たら奇行以外のナニモノでもありませんが、充実した日々を送りました。
そういや平成仮面ライダーは文庫が出ています。講談社キャラクター文庫ってシリーズで、表紙は仮面ライダーの顔大写しで一見子供向けに見えますが、内容的には大人向けだと思ってます。挿絵も一切ありませんし、内容も妙に暗い。「アギト」「龍騎」「555」と読みましたが、登場キャラクターが悲惨な終わり方をするのが多いです。
特に「555」は、ヒロインはレイプされ(設定年齢16歳)、二号ライダーは手足をもがれてダルマ状態、主人公は身体が崩れ始めると、ほぼ誰も幸せになっていない。子供向け文庫かと思って誤って読んだ児童はトラウマになる展開です。
「さすがにコレはダメだ」と思い、今回の玩具類には付属させませんでした。
因み仮面ライダー555は、TVシリーズも一応は主人公側が勝って終わりますが、決してハッピーエンドでは無いです。あと人間関係がギスギスし過ぎで、敵味方共に何度も内輪揉めが発生します(しかもちゃんと話し合っていれば解決したような原因によるものばかり)。2号ライダーが1号ライダーに「お前、死にたいんだってな」と半笑いで襲い掛かって来るとか酷いシーンがいっぱい!。
またパラレル設定な劇場版では、怪人側が既に世界征服しており人類は滅亡寸前。結末も敵のボスを倒した訳でもなく、和解の架け橋となりそうな友好的な怪人も全員死亡、人類側にも特に対抗策も無く、これからどうなんの?と不安しかない終わり方です。
それでもおススメのライダーです((´∀`))ケラケラ
手前にあるバイク付き玩具は、バイクもサイドカーもロボ形態へ変形可能。主役三人のライダーも揃えてます。あと、主人公は3つの形態にフォームチェンジするので後ろ真ん中の3箱に入っているのが各々のフィギュア。敵ライバルも馬形態に変身するので左端の箱が馬形態、その横に剥き出しで置いてるのが怪人形態のソフビです。

主役の仮面ライダーファイズのバイクも第二ライダーのカイザのバイクもロボット形態に変形出来ます。特にカイザのバイクは変形すると大きい上にライダーも搭乗可能と良く出来ています。

あと箱に入っている敵ライバルの馬形態。最近のソフビは細かく出来ているのでびっくりします。大きいのでライダーフィギュアを馬の背に搭乗させることも可能。

箱に入っている主人公「555」の3形態フィギュア。装着変身シリーズと言って素体にアーマーを被せるタイプです。銀色の「アクセルフォーム」は劇中と同じく胸部が開閉するギミック。
あと余談ですが、主題歌は’USA’で復活したISSAが歌っています。