ROBO 80's

ROBO 80's ; Walker Machine Xabungle


■ロボットアニメと言えば80年代を語らずには居られません。80年代はガンダム以降の「リアルロボット路線」となり、妙に暗いストーリーを背負ったロボットアニメが満開だった時代です。

実は「ガンダム」は普通に好きくらいなんですが、当時の「マクロス」とか「ボトムズ」とか「モスピーダ」は今でも大好きで、超合金の新作が出ると予約して買うレベルです。正直、「マクロス」の主役メカ「バルキリー」も、「モスピーダ」の主役メカ「レギオス」も色と顔が違うだけで体は全部一緒なんですが、それでもバルキリーはYAMATO製のが六体、レギオスはアオシマ製のが三体と揃えてしまいました。色違いの新作が出る度に「チクショウ。どれだけオラから搾り取れば気が済むんだべ〜」と江戸時代の小作農みたいな叫びをあげてしまいますが、多分に満足です。

当然、DVD−BOXで全巻揃えているんですが、「マクロス」は今見るとビックリの酷い出来です。派手な集団戦闘は五回に一回くらいしかないし、キャラの顔が崩れて「誰?」状態の回があるし、ヒトの動きが紙芝居みたいにぎこちないと、粗が多すぎて枚挙に暇がございません。それでも、当時はエンドルフィンだだ溢れで(足りない部分は)脳内補完をフル回転させて「スゲーッ」と見とれてました。「努力だけが全てを超越出来る」ことに気付いたあの夏です。視聴に努力を要するってのも、、、。

今回のザブングルも80年代のロボットです。主役ロボが恰好イイのは知ってるんですが、正直あんまり見てなかったので内容はほぼ覚えてないです。

持って行ったザブングルは、バンダイが昔の超合金ロボをリニューアルしている「超合金魂」シリーズの奴です。リニューアルだけあって、すっきりしたプロポーションに合体変形機構も見事に再現されており、さらに武器オプションも豊富です。加えて敵方のプラ製ロボまで同包されると至れりつくせり。本編ではザブングルは二機登場するので、更に完璧に再現出来るようにプラ製ザブングルも付けました。

ただDVDはボックスしかなくてメチャ高いので、劇場版(ザブングルとダグラムの二本入り)を付けました。

ちなみに「ザブングル」でネット検索すると、高確率で変顔芸人コンビの記事に当たります。今の人にはコッチの方が有名なんだな〜。

左端から、敵メカのガラパゴスタイプ・プラモデル、味方の母艦アイアンギア・プラモデル、そして目玉の主役メカ ザブングルの超合金(ライバルの敵メカ ブラッカリー・プラモデルも同胞)、プラ完成品版ザブングル(羽が破損した状態の二号機形態も可能)、前に転がっているのが「ザブングル・ダグラム劇場版DVD−BOX」。

青い箱に入っている超合金魂ザブングル。武器パーツも豊富な上に同サイズの敵ロボ(プラ製)も同胞。

超合金ザブングルは写真上段の様に2台に分離の上、飛行形態やトレーラー形態に変形可能。

(ネット画像より)箱に入っている当時の復刻版プラモデルの中味。
今のプラモデルはパーツが色分けされており、組み立てるだけでほぼアニメ通りの色彩になります。しかし、80年代のプラモデルは単色か二種類しか色分けされてないものが殆どで、そのまま組み立てても寂しい色合いになります。

思い出しましたが‘ザブングル’の世界のロボットは「鉱石を採掘するのが目的で開発された」ので掘削機みたいな手を持ったものやショベルカーに脚が付いたものなど殆どが建設用重機みたいなものばかり。正直、主人公側のヒーローロボット然としたザブングルやアイアンギアは世界観から浮いてます。
なのでザブングルのプラモデルは沢山出てましたが、野暮ったい重機みたいな奴ばかりなので買った覚えが無いな〜。

※ザブングルのプラモデル箱絵。ロボの設定に「居住性に優れている」とかあります。重機みたいな奴ばっかり、、、